十一日目(火) 2005/11/8
Cairns(ケアンズ)、Atherton Tablelands(アーサトンテーブルランド)


 軽く朝食を済ませ、Cairnsから約1時間ちょっとの所にある
 Atherton Tablelands(アーサトンテーブルランド)へ行く事にしました。

 うっそうとしたトロピカルの森をくぐり、
 曲がりくねった道を通るとAtherton Tablelandsに着きます。

 この辺りの見どころには、標識が立っているのでわかりやすい。
 まずは、Cathedral Fig Tree(カセドラル・フィグ・ツリー)
 看板が見えて来ました。

 Yungaburra(ユンガバラ)近くにもカーテン・フィグ・ツリーと呼ばれる
 似たような木があるのですが、そちらには行かずに今回はカセドラルだ
 寄る事にしました。
↑Atherton Tablelands(アーサトンテーブルランド)までの道程

 Fig Treeとは絞め殺しいちじくのこと。
 日本語だと凄い名前・・・。
 
 この木は胴回りがやく44メートル、
 高さ48メートルそして樹齢500年。
 なんともスケールが大きい。

 左の写真の様に中に入り記念撮影が
 出来るようになっていて、
 混んでいる時には、小さな列を作り
 観光に訪れた人達が順番を待っています。

 それと、この辺りには蚊が沢山居るので
 注意が必要。

 Yungaburraを通り、Atherton(アーサートン)のインフォメーションセンターへ向かう事にしました。
 そこでParonella Park(パロネラパーク)への行き方を聞こうと思ったので。

 Fig Treeを離れ少し車で走ると、今度はLake Barrine(バリ−ン湖)の標識があります。
 トイレに行きたくてどうしようも無かったのでここで休憩。
 お土産屋さんやレストラン(Tea House)、フェリーなどもあり観光バスが何台か停まっていました。
 こんな有名な場所だったなんて・・・今まで来た事が無かったのでびっくり。
 下の写真のTea Houseは1927年に出来たもの。 
 周りには、凝った庭がありのんびりと落ち着ける所です。

 でも、私はそんな暇も無く、レストラン横にあるトイレに駆け込み落ち着いた後湖の見学。
 うん、湖だと思い、目的地へ行くべく車を出しました。

 
  二階がレストラン、下がお土産屋
 
 右
  Lake Barrine
  
 
 Atherton(アーサートン)のインフォメーションセンターへ到着。
 
 中へ入ると、案内係のおばさんが近づいてきて、
 「ジャパニーズ!」と聞くので、「イエス」と答えると嬉しそうに
 日本語で話し掛けてくれました。
 彼女は日本語を勉強していて、これから日本へ一年間日本語の
 勉強をしに行くとの事。
 歳は40代後半から50代前半くらい。
 その勉強熱心さには感心しました。

 さっそくパロネラパークの行き方を尋ねると、なんとここからは
 2時間ほど掛かるという答えが返ってきました。

 そんなに遠かったとは・・・。
 前に行った時は夕方で既に入園出来なく、今回は行きたいなと思っていたけど面倒なので中止にしました。
 また今度。
 その代わりに良い所は無いですか?と聞くとおばさん曰く、
 「Crater(クレーター)!シンピテキデウツクシイデス」
 片言のでも上手な日本語で返してくれました。
 エイは良く分からなかったみたいだけど、行き方を聞き地図を貰ってクレーターへと発進。
 
 The Craterは、Mount Hypipamee National Park内にあります。
 20分ほど行くと到着。

 まず目に付くのがカソワリー(Cassowaries)の看板。
 この辺りにはカソワリーが多く生息しているらしく、
 餌を与えないでとか、時々凶暴なカソワリーがいるので
 逃げ方なども説明してありました。
 この鳥はエミューの様に大きく、襲われたら大変!
 クレーターへと向かう小道にもカソワリーに注意の看板が有り
 だんだん怖くなって来ました。

 私達の他に観光者などもいなく、二人でとぼとぼ歩いて行くと視界が開けクレーターがありました。
 想像よりも凄い!おばさんが言っていた通り、神秘的で美しい。
 切り立った崖の下に水が溜まっていて、緑の藻で水面が覆われている。
 そして、深さは85メートル!!と説明されている。
 周りに誰も居ない事だし、「わぁっ」と大声を出すとこだまが返ってきました。
 
 
  The Crater
  写真で見るより何倍も美しく幻想的
 
 左
  Dinner Falls
  クレーターのすぐ側にある滝
  こちらも美しいです
  

 ここに住みたい、と思うほど気に入ってしまったのですが、カソワリーも怖いし、
 他の場所も行きたかったので移動しました。

 さて、Athertonを通り、Yungaburra(ユンガバラ)へと戻ります。
 Yungaburraは、ヨーロッパ風の古い建物が多く静かで美しい町。
 私はAthertonよりもこちらの方が好きです。
 そしてここには、野生のPlatypus(カモノハシ)が見られるというポイントがあります。

 インフォメーションセンターへ行き、カモノハシを見たいと言うと
 片腕の無いおじーさんが、「今の時間は難しいよ。朝早くか日の沈む
 直前が良い」と。
 どうしようかな。まぁ取り合えず行ってみよう。
 地図を受け取りカモノハシが居るという川へ。
 場所はインフォメーションセンターから近く短い橋の側。


 
 


 道路沿いには、左上の写真の場所があり、ここの覗き穴からカモノハシを探す事も出来ます。
 覗いてみてもなにも居ないので、橋の横にある小道を通り川の側へと向かいました。
 とても静かな散歩道。
 川を覗きながらゆっくりと進むと気持ちが良い。
 残念ながらカモノハシを見る事は出来なかったのですが、散歩が出来たので満足。
 次回はこの素敵な町に一泊してカモノハシを見るぞ。

 この後はCairnsの宿へ戻り、レセプションで明日のツワーを申し込みました。
 明日は、いよいよGreat Barrier Reef(グレートバリアリーフ)でのダイビング!!




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