Australian Life

十二日目(水) 2005/11/9
Cairns(ケアンズ)、Great Barrier Reef(グレートバリアリーフ)
・Saxon Reef(サクソンリーフ)・HastingsReef(ヘイスティングスリーフ)


 今日は待ちに待ったダイビングの日。
 洋服の下に水着を着込み、船のチェックインをするべく、
 Reef Fleet Terminal(リーフ フリート ターミナル、クルーズ船発着所)へ車で行きます。
 道路にある駐車場は3時間までしか停められないので、カジノから5分弱歩いたところにある
 駐車場へ車を停めました。一日停めて2ドルと安い!

 チェックインを済ませ、出発の時間になり船へ乗り込みます。
 私はやはり船酔いが怖いので、船のカウンターにある酔い止めを取り合えずごくん。
 
 このツアーはdown under cruise&diveと言い、私達が調べた中では2番目に安いツアー。
 コンパスと言う会社のクルーズはずば抜けて安いけど、船は揺れるしとても遅い。
 今回の船は、とても快適で楽しめました。

 私達はCertified diving(ダイビングの免許を持っている人達向け)
 に参加をするので、船の二階にあがり説明を受けます。
 人数は少なく私達を入れて5人だけ。
 女性は私だけでした。
 他の人達は免許の必要のない体験ダイブかシュノーケルだけを
 楽しむようです。
 免許のある人達もプロのガイドを頼む事が出来、皆ガイド付きダイブ
 を頼みました。
  
 ←船の二階
  ちなみに、このクルーズには日本語のサポートはありません。

 そんなこんなで30分、40分ほどでポイントへ着きます。
 まずはSaxon Reef(サクソンリーフ)に到着。
 着いたら直ぐにウエットスーツを着込み、タンクとダイビングギアを着けて、
 船から海へ飛び込みます。ちょっと忙しいな・・・。

 久しぶりのダイビングの為、なかなか呼吸のコントロール出来ない。
 これが出来ないと体が沈まないし、沈めてもバランスが取れず珊瑚に足などをぶつけてしまう
 可能性があります。
 最近はダイバーや汚染のせいで珊瑚が減ってきているのでここには注意が必要。
 絶対に珊瑚を折ったり、上に立ったりしてはダメです。
 
 なんとか沈んで、よろよろしながら水中探索。
 水温は28℃。透明度も20メートルと良く、珊瑚がなんとも美しい。
 ガイドの後に続きながら泳いでいると、ふわふわと空を飛んでいるよう。
 このポイントでは、Spine check clown fish(ニモの仲間)やAngel fish(エンジェルフィッシュ)、
 他にも沢山の色鮮やかな魚達が見られました。

 エイは20分ほどでタンクの酸素が無くなってしまい、ここでお終い。
 もう一人の男性も抜けて、私を含めて3人になってしまいました。
 3人+ガイドでもう20分泳ぎ船に戻りました。
 エイはちょっと悔しそう。
 この後、別のポイントに移るからその時は頑張ろうね。

 一休みをして、今度はシュノーケリング。


 シュノーケルは自由気ままに楽しむことが出来ます。
 このポイントは珊瑚が本当に美しく、シュノーケルだけでも十分なくらい。
 ちょっと泳ぐとお昼の時間になり船へ戻ります。
 結構豪華。
 海老やチキン、魚、ステーキ新鮮なサラダなど、レストラン顔負けのメニュー。
 しかも食べ放題。
 ビュッフェ形式で好きなだけ取る事が出来ます。
 直ぐに泳ぎたかったので、余り食べ過ぎ無いように気を付けました。
 
 さて、お昼が終わりシュノーケルを十分に楽しみ、次のポイントへ移動。
 船のデッキにいると風が強くて飛ばされそう。
 素晴らしい景色と爽やかな風を味わいながら必死で床にしがみ付く。

 10分弱で次のポイントHastingsReef(ヘイスティングスリーフ)へ到着。
 ここでも直ぐにダイビングが始まります。
 今度は、上手にバランスが取れました。
 時間もお昼過ぎ。その為透明度は先ほどのポイントほどは良くなく、約10メートル前後。
 それでもこのGreat Barrier Reef(グレートバリアリーフ)は美しい。
 このポイントでは大きな魚を沢山見る事が出来ました。
 それに、あの有名なクラウン アネモネ フィッシュを見ちゃいました。
 映画で有名になったニモです。
 クラウンフィッシュの仲間は何度か見たことがあるけど、ニモと同じアネモネフィッシュは初めて。
 ガイドも含めて、皆ちょっと興奮気味でした。
 もう1つは、このポイントでのマスコット的な存在Willie(ウィリー)。
 Willieとは名前で、魚の種類はGiant Wrasse(べらの一種)。
 名前が付いているなんて面白いな。
 本当に人懐っこく手で触れたり、一緒に記念撮影も出来ます。
 今回はエイも40分潜っている事が出来、満足そう。

 この後はSemi Submersible Reef Tourに参加。
 これは半潜水艦のこと。

 ←潜水艦からの景色
  左には他の魚に混ざってWillieが
  見えます。
  他の大きな魚達が小さく見えて
  しまうほど大きい

 ダイビングやシュノーケルと比べると眺めは劣るけど、座っているだけと簡単。
 でも、説明をしてくれているスタッフのおじさんが喋りっぱなしでちょっと煩かった・・・。
 「はい、みんなー日本人のように写真を撮って」「中国人はなまこを食べるんだよ。げー」
 なんて大きなお世話。
 アジア人は少なかったけど、ここに居るんだから。
 言っちゃ悪いけどヨーロッパ人の方が断然写真好きですよ。
 ツアー事態は面白かったのでオッケーとします。

 もう少しでCairnsへ戻る時間。
 最後にシュノーケリングをして、船は陸へ向かいます。
 寂しいな・・・。5時間なんてあっと言う間。
 また船の二階へ上がり、ダイビングをした仲間達と今日のダイブの記録を付けたり、
 どんな魚を見ただとか話し合いました。
 皆気さくで良い人達。
 そして、帰りの船の中では無料のチーズとワインをいただく事が出来ます。

 さて、Cairns近くは曇り空。
 しかも近くでBush fire(山火事)があり、その煙のお陰で
 もっと空が灰色に見える。

 海の上とは別世界。

 明るく気さくなスタッフ達に別れを告げ、車へと歩きました。
 本当に良いツアーだった。
 十分に楽しめたし、サービスも良い。
 今度来る時には、また同じツアーに申し込もうかな。
 

 宿へ帰り、今夜はレストランへ行く事にしました。
 Esplanade沿いにあるピザの美味しいお店。
 名前は覚えていないけど、看板にかわいい二匹のエミューの絵があります。
 何度か来た事があり、いつも大混雑。
 さっそく奥のカウンターでピザをオーダーしてポケベルを貰います。
 出来上がったらこれで呼んでくれるサービス。
 ピーと鳴り、入り口にある焼き釜の所まで取りに行きます。
 味は・・・なんか違う。
 シェフが変わったのか、経営方針が変わったのか前ほどではない。
 ピザ生地がまぁまぁ。
 それでも不味い訳では無いので全て平らげました。

 今日は疲れたな。
 明日はゆっくりとしよう。

 
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