十四日目(金) 2005/11/11
Cairns(ケアンズ)、Fitzroy Island(フィッツロイ島)
体が軽い。
別に朝から飲んでいる訳ではないですよ。
昨日の筋肉痛がうそのように良くなっている。
やった、Fitzroy Island(フィッツロイ島)で楽しめる。
Fitzroy Island(フィッツロイ島)行きのフェリーは8時半か10時半(季節によって違います)。
8時半はちょっと早いなと思い10時半のフェリーで島まで向かう事にしました。
|
まずはReef Fleet Terminal(リーフ フリート
ターミナル、クルーズ船発着所)でチェックイン。
予約をしていなかったので、ちょっとどきどき。
心配をよそに、簡単にチェックイン完了。
Cairnsの空はどんよりと曇っている。
まぁ、何時もこんな感じだから大丈夫。
きっと島は晴れているさ。
←Fitzroy Island(フィッツロイ島)行きのフェリー |
船に乗り込み、船酔いの薬を捜すけど見当たらない。
小さなフェリーだから無いのかな?
でも、この前ダイビングに行った時の船で余分に貰っておいたから大丈夫。
さぁ!出発。
ううう・・・揺れる揺れる。小さなフェリーは良く揺れる。
島まで45分かかるので心配・・・。
Green Island(グリーン島)やFitzroy Islandに向かう船の中では、何時も気持ち悪く
なってしまいます。
気分が悪くなりかけた頃島へ到着しました。
|
桟橋に降りて深呼吸。
陸地は気持ちい。
桟橋から真っ直ぐに行くとスノーケルの器材などを借りられ
るお店があります。
シュノーケルのセットを借りると、受付のおばさんが一昨日ぐらいに
くらげが出たと教えてくれました。
Bowen(ボーエン)での痛い思いでもあるので、私は Stinger Suit
(くらげ避けスーツ)を借りました。
エイは要らないとの事。
ちょっと恥かしいらしい。 |
|
↑珊瑚のビーチ。痛い
←Stinger Suit(私です) |
早く泳ぎたいので早足でビーチへ向かいます
とは言っても、ビーチは死んだ珊瑚から出来て
いて歩きにくい。
サンダルを履いていないと痛くて歩くのも困難。
タオルを珊瑚のビーチの上に敷き、さっそく
Stinger Suitを着込みました。
結構難しい。
上下のつなぎと手袋、靴下、フードのセット。
暑そうに見えるけど薄手なので気になりませ
ん。
ただちょっと恥かしい。
|
今居るこのビーチは、桟橋を背にして直ぐ右側のビーチ。
ここで一番綺麗な珊瑚が見られると思います。
水はとても澄んでいる。これなら透明度もいいだろう。
フィンを着けてばしゃばしゃと進むと、もの凄い数の珊瑚や魚が見える。
特にビーチの行き止まりにある岩の辺りは最高。
エイ曰く、「まるで珊瑚の庭だね」
本当にその通り!
お腹がくっ付いちゃうくらいに珊瑚が近くにありそれに見入ってしまう。
魚達もカラフルでかわいい。
ここでもニモの仲間のクラウンフィッシュをみました。
しばらく泳ぎお昼休憩。
|
ビーチに戻りごつごつとしたビーチに腰掛お弁当を開けました。
うわっ豪華。
エイが作ってくれたので、私は中身をしりませんでした。
サンドイッチとサラダとケーキ。キウイフルーツまである。
感謝。
いただきまーす。
|
がつがつと食べた後はタオルの上で横になりました。
青い空に透き通る海。帰りたくないな・・・。
ゴールドコーストも綺麗だけどやはり何かが違う。
泳いでは休むの繰り返しで、あっという間に離島1時間半前。
やだよぉ〜。行きたくない。
そういえば今回は亀を見ていないぞ。
そう思い、桟橋を挟んで反対側のビーチへ移動しました。
ここで2回亀を見ているので今回もいるはず。
こちら側には、余り珊瑚が無くそんなに楽しくない。
シュノーケルの器材を返す時間も迫ってきているので海から上がる事にしました。
その時、体長1メートルくらいの亀が悠々と目の前を泳いでいるではないか!!
私は急いで、ちょっと離れた所にいたエイを呼び亀と泳ぎ始めました。
触れないように、そして近寄り過ぎないように亀と一緒に泳ぐ。
亀は私達の事なんてまったく気にせずゆったりと沖のほうへ向かって行きました。
私達も行かなくちゃ。
シュノーケルセットとスティンガースーツを返し、コインロッカー横のトイレと一緒になっている
シャワー室で体を流しました。
シャワーは個室になっていて無料。お湯も出ます。
|
帰りはフェリーの上の階へ行きました。
ここには屋根がありません。
風に当たっていた方が船酔いしにくいから。
帰りの景色は素晴らしく、左の写真の様な幻想的な景色を
みる事が出来ました。
ちなみに、左にある煙は山火事です。
夏になるとあちらこちらで煙がもくもくと立ち上っています。
オーストラリアは大変だな。
フェリーの上で知り合いになった人の良さそうなアメリカ人の男性は
「なんで消さないの?アメリカなら直ぐに消し止めるのに!」と、
言っていました。 |
多分難しいのだろうな。オーストラリアではBushFire(山火事)は生活の一部とテレビの宣伝でも
言っていたし。
山火事は山が成長する過程で必要なものとも聞いた事があります。
|
Cairns近くになると、なにも見えないくらいの煙がもくもく。
さっきの煙とは違う場所です。
煙の向こうに薄っすら見えるのがCairns。
大丈夫なの!?
さすがに心配になって来た。
でも、Cairnsに着くとぜんぜん煙がなくて一安心。
煙は沖へと流れているみたい。
|
宿へ帰り疲れたけど、マーカスのカラオケを見に行く約束をしていたので、
お洒落をしてお出掛けしました。
時間が早かったのでまずはレストランへ。
|
お気に入りのレストランLa Fettuccina。
オーストラリアでは珍しくパスタの美味しいお店です。
ワインを一本と前菜に薄く切った牛肉の刺身カルパッチョ、
メインに私はシーフードパスタのマリナーラ。
エイはニョッキを頼みました。
サイズを選べるのですが、よほどの大食いでは無い限り
小さいほうで十分。
美味しい!カルパッチョは柔らかいし、シーフードはこりこりと
新鮮。
←La Fettuccina 翌日撮影 |
お腹も一杯になりマーカスのカラオケバーへ行きました。
まだ始まったばかりで、しかも今日がCairns初日だから中はがらがら。
でも、数人の酔っ払いが歌っていて楽しい雰囲気。
マーカスも体全身で私達が来た事を喜んでくれました。本当に良い人。・・・飲まなければだけど・・・。
私達はここでもウォッカ&コークを何杯か飲んでしまいました。
マーカスに「またサーファーズで会おう」と別れを告げ、次はナイトクラブへGO。
|
MADCOWというクラブへ入る事に決めました。
もの凄い混みよう。
飲み物もやっとの思いで頼みまたまた乾杯。
この時点で、二人ともだいぶ良い気分。
取り合えず一杯だけ飲んで、混んでいるお店を後にしました。
おもてに出るとそこには行列が。
既にこんな混んでいるのにまだ混むのか・・・。
←牛の模様がかわいいMASCOW 翌日撮影 |
お次はカジノへ行こうと思いカジノのある建物の中に入ると、綺麗な女性がナイトクラブの
呼び込みをしている。
カジノは同じ建物内の直ぐ近く。
ちょっと寄って行くかな。
ゴージャスで大人の雰囲気の良いクラブ。
ちょっとリッチになった気で、ここでも数杯のグラスを開ける。
軽く踊って、やっとカジノへと向かいました。
・・・来なければよかった。
酔いも手伝って大損。始めは二人で200ドル!くらい勝っていたのに、最後はマイナスです。
もうヤケ酒だ。
ふらふらで宿へ帰り直ぐに寝てしまいました。
明日の朝が怖い・・・。