Australian Life

六日目(木) 2005/11/3
〜Hamilton Island(ハミルトン島)、Whitehaven Beach(ホワイトへブンビーチ)


 今日はいよいよ島へ行く日。
 わくわくしながらカーテンを開けると・・・ガーン、曇ってるよ。今にも雨が降り出しそう。
 オーストラリアは天気が変わりやすい。だから大丈夫と言い聞かせて、
 お迎えのバスが来るレセプションへ降りて行きました。
 小さなバスに乗り込み、Shute Harbour(シュートハーバー)向かう途中、
 4,5人からなるおばさんのグループが乗ってきただけで中はガラガラ。
 いいのかしらと思いながらバーバーへ到着。
 
 風が強い。そして小雨が・・・。
 ちょっとがっくりしながらハーバーにある軽食を売っている
 お店でパイを買い、朝食をとる事にしました。

 さて、いよいよ船に乗り込む時間。
 私は酔いやすいので、船の中にあるカウンターへ行き、
 船酔いの薬を貰いました。
 こちらでは、ほとんどのクルーズに酔い止め薬が置いてあり、
 自由に取る事が出来ます。また50セントほどで売っている船もあるので
 船で確認してください。日本で買って来た薬を飲むのも良いと思います。

 船に乗って日程表を見ると、始めはHamilton Island(ハミルトン島)へ行き1時間の滞在。
 そして、Whitehaven Beach(ホワイトへブンビーチ)へ行き3時間滞在。
 最後にハミルトン島へ戻り1時間滞在と良くわからない日程。
 それならハミルトン島に2時間、ホワイトへブンビーチで3時間のほうがのんびり出来るのでは?
 
 そんな事を二人で話し合っていると、いつの間にかハミルトン島に船が着きました。

 桟橋に一歩足を踏み出すとさっきの愚痴が嘘のように
 どうでも良くなって来て、うきうきで島へ。
 初めて訪れる所はやはり興奮するもの。
 
 この頃には天気も良くなり空は真っ青。
 よく考えたらいつもこんな感じかな。
 陸は天気が悪いのに島は快晴。沖の方が天気が良いみたい。
 
 

 桟橋を渡って右へ行くと、バギーを貸してくれるお店があります。
 このゴルフカーみたいのがバギーです。
 島には坂道が多いのでバギーが便利。
 一日借りた方がお得だけど、なんせ滞在時間が短いので、
 1時間だけ借りる事に。
 
ちなみに、借りる時にオーストラリアの運転免許書又は、国際免許書、
 それと保証の為のクレジットカードが必要になります。
 これを持っていなくて断られている人達が何人かいました。
 エイは一度来た事があるのでちゃんと準備万端。

 取り合えず島を見学する事にしました。
 バギーで坂を登って行くと、そこには絶景が。信じられないくらいに海が青い。
 エイは運転しながら景色を見ています。
 それでも大丈夫。バギーは時速20キロぐらいしか出ないから。私も免許書を提示してなかったのですが、
 運転しちゃいました。
 気持ち良い。窓がないので島の爽やかな風が、直接吹き抜けて行きます。

  ↑坂の上から                   ↑見晴台                      ↑こんな大きなリゾートもあります

 しばらく走っていると、沢山の日本人カップルを見かけました。
 そうか、ここはハネムーンのメッカとして日本人に有名だったんだ。
 ハネムーンにこんな素敵な島に来るなんて羨ましい。多分、島にある豪華なリゾートに泊まっているのだろう。
 訳のわからない嫉妬をしていると、まずいもう少しで船の時間がやってくる。

 急いでバギーを返し、また船に乗り込みます。
 そろそろお昼時。船の上でランチビュッフェが始まりました。
 野菜とハムやロースとビーフなどのコールドフード。
 なかなか美味しい。野菜や果物が新鮮。
 食べ放題なのですが、後で泳ぐ事を考え一皿にしておきました。
 ビキニを着るとお腹が目立つので・・・。
 パンも置いてあり、エイはそれでちゃっかりとサンドイッチを作り
 かばんの中へ。後でお腹が減ったら食べるらしい。


 ←ここに食事が並べられます

 お昼が終わるとホワイトへブンビーチが見えてきました。おお、綺麗っぽい。
 
 島には本当に何もなく、桟橋すらないので船は島から少し離れて泊まり、
 私達は小さなボードで島に渡ります。
 この島は国に保護されているのでトイレもありません。
 トイレへ行きたくなったら船まで戻る必要があります。
 
 早く島に行きたかったので私達は一番最初の便で島へ。
 これが正解。最後の人達は20分くらい船の上で待たされていたから。
 
 本当に砂が白い。水はまるで湖の様に静かで透き通っている。 
 船の中でクルーが説明していたのですが、島の砂は、
 シリカサンドで出来ていてどんなに暑い日でも砂は熱くならないとの事。
 たしかに熱くない。普通砂浜に出たらあちちとなるのに。不思議。
 そして、砂はきめが細かくカメラや時計などに入り込むので注意が必要。

 何もない島で、のんびりと過ごすなんて本当に凄い贅沢。
 少し泳いではビーチで横になり、景色を満喫。
 海に入り島とは反対方向を見て泳いでいると、世の中に自分だけしか
 いない錯覚に陥りそう。
 あっという間に時間が過ぎまたまたハミルトン島へ戻りました。
 今回はもっと滞在時間が短かったので、バギーは使わずに島を散策。
 桟橋の側にある坂を登って下ると大きなリゾートホテルがあります。
 そこにはプールやビーチがあり自由に使って良いみたい。

 引き潮だった為、水が遠く海では泳ぎませんでした。
 ビーチの目の前には大きなプールがあったのでそこで泳ぐ事に。
 さっき海で泳いで体がしょっぱく、気持ちが悪かったけどここでスッキリ。

 ←ハミルトン島のビーチ

 Airlie Beach(アーリービーチ)へ戻り、シャワーを浴び今夜はレストランへ行く事にしました。
 
 沢山レストランがあったのですが、感じが良く入りやすかったので、
 ここKc’s Stake&Seafoodに決定。
 私はホタテのディッシュ、エイはステーキを、そしてワインを一本注文。

 飲みながら料理を待っていると、感じの良いウェートレスが料理を運んで
 来てくれ、テーブルの上に。
 ・・・でかい。オーストラリアのレストランには慣れているといえ、
 こんなに沢山ホタテが乗っているのは初めて。
 無造作に置いてあるホタテにホワイトソースがどーんとかかっている。
 ステーキは普通にオージーサイズ。 
 ↑Kc’s Stake&Seafood 翌朝撮影

 おそるおそる食べると、美味しい。エイからはちょっとステーキを貰い味見。
 私もステーキにすれば良かった。
 ホタテは私は食べきれずに残してしまいました。勿体無い。

 お腹もいっぱいになり、辺りを少し散歩して宿に戻りました。




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